最近の私のMYブームは｢岩盤浴｣です。
疲れが溜まってきたなあ〜と感じた時は、仕事帰りに必ず｢岩盤浴｣に寄っていきます。
うつ伏せ5分、仰向け15分を2セットくり返すと全身汗だくです。
お店には｢汗は天然の化粧水ですので、そのままお帰りください｣と書いてあります。
｢汗が天然の化粧水？？？｣
汗＝ベトベトして洗い流すものといったイメージがある人には、なんかピンときませんよね。

そこで今回は｢汗｣について、ご説明いたします。

皆さん｢汗｣には、いい汗と悪い汗があるのを知ってますか？
いい汗とは、霧吹きで吹いたような細かい汗で、肌の上ですぐ乾きます。
ミネラルなど、体の貴重な成分が汗に含まれていないために水に近いサラサラとした状態です。
一方、悪い汗とはネバネバして乾きにくく、体に貴重な成分も体外に出してしまいます。
悪い汗はたくさんかいても、体温調節があまり利きません。
では、なぜ悪い汗をかいてしまうのかというと、汗腺が退化して濾過機能が働かなくなり、血液から大切なミネラルまで一緒に排出してしまうからです。

汗は量より質が大切なのです。

いい汗をかくと毛穴の汚れが取れるので、新鮮な皮脂も分泌され、それが汗と混ざって天然の化粧水となって肌の保湿をする役割も果たしてくれます。
またいい汗をかきなれた汗腺は腎臓のような”排出機能”を持っています。
腎臓が体に必要なミネラルを残し不要な老廃物を排出するように、汗の場合は体内に溜まった水銀や鉛、カドミウムなどの有害金属を排出してくれます。
これがデトックス（毒素排出）といわれている事です。

これからますます寒くなり汗をかく機会もなくなってきます。
皆さんも半身浴、岩盤浴などで、汗をかく習慣をつけて、汗腺を鍛え、｢いい汗｣をかけるようになりましょう。

サロンでは＜デトックスコース＞がおすすめです。
今年最後に一年間の溜まった毒を排出しましょう！！